羽田から9時間の旅を経てアメリカの地を踏んだ。
サンフランシスコ空港のイミグレは大行列だ。
当然のことながら、事前にアメリカ入国のためのESTA申請はしておいた。
入国審査の様子を見ていると、ピリピリとしたムードだ。
審査官は軍隊のようなガタイの良い人ばかり。
30分ほどして自分の番がきた。
審査官「旅行の目的はなんだ?」
俺「観光です」
審査官「どこに泊まるんだ?予約を見せろ」
俺「サンブルーノです」hotel.comのスマホを見せる
審査官 チラッ「金はいくら持ってる?」
俺「5ドルしか持ってませんがATMでおろします」
審査官「何日泊まるんだ?」
俺「1週間です」
そんなやりとりが永遠に続いた。
(実際には5分くらい)
しかしながらなんとか突破し、いよいよアメリカの大地を踏んだ。
自分にとって初めてのアメリカである。
まずはATMを探す、財布には、5ドルほどしか入っていない。
これは少し前の旅行で余っていたものだ。
空港内をウロウロしていると、両替所のとなりにATMは見つかった。
クレジットカードを入れて暗証番号を入力する。
クレジットカードでの現地通貨引き出しは、他の国でもさんざんやっているので、
慣れたものだ。やり方は、withdraw 引き出しを選択。
accout はcreditcardを選択。
いくら引き出すか、金額を選択。
今回は200ドルを選択した。20ドルが10枚出てくる。こちらでは、100ドルはあまり流通していないそうだ。
すんなり現金を入手し、ますはホテルに向かうことにした。
iPhoneでgoogle mapを開く。ホテルの場所や行きたい場所は事前にマイマップに保存済みだ。
インターネットはどうするのか?iPhone7 plusはSIMフリー化済みだ。海外用SIMはAMAZONで事前に購入しておいた、SIM2flyというグローバルSIMがある。これは今回の旅で大活躍した。(何しろ一枚のSIMで全世界で使えた)
別途紹介する。
2週間で4GBとちょうどいい。auのシムと差し替えるだけで、数分で簡単に接続した。
この時、シムピンは必須で日本から持って来ておく必要がある。iPhoneの場合、無いとシムを出し入れできない。クリップでも良いが事前に持っておくべきだろう。
サンフランシスコ 地下鉄 乗り方
などのキーワードでググり、地下鉄の乗り方を検索する。もっとも地下鉄の場所は、空港内の看板を見れば、すぐにわかる。trainやらmetroなどと書いているし、アイコンを見れば電車だからだ。
今回は、空港の近くに、ホテルを取っている。
というのも、サンフランシスコ市内とシリコンバレーの真ん中に空港があるので両方行きたいので、真ん中あたりにホテルを取っていた。
今回ホテル選びで重要視するのは、アクセスの良さ。値段、ホステルやらドミトリーじゃないこと。朝食はついてなくていい。もしアメリカで朝食つけようとすると有名ホテルしかないと言ったら、言い過ぎだが、多くはないため、選択肢が減りコストが嵩む。
今回はサンブルーノと言う空港から地下鉄で一駅の街にホテルを取った。
空港から地下鉄に乗る。なんと一駅で8.95ドルと言う高さ。おそらく空港価格が含まれているのだろう。
地下鉄に乗り、サンブルーノに到着。
ホテルへ向かう。こんな時役立つのはやはりGoogleマップだ。徒歩10分程度と遠めだが、街並みを見たいし、ギリギリ歩ける距離だ。
駅からは住宅街を抜けて、ホテルに到着。
ロードサイドにあるモーテルのような雰囲気で、オートロックはない、アメリカドラマによく出てくる外観だ。
だいたい麻薬中毒のやつがこう言うホテルにいたりする。
フロントに向かうと何やら内装工事をしている人がいる。受付には人がいない。
中をのぞいていると、工事のおっちゃんが、インターホンのボタンを押してくれた。
アメリカ人はこう言うところが親切だ。
しばらくすると受付のおじさんが出てくる。
チェックインと言って、パスポートを渡す。
first floor or second floor などと聞かれたため、二階を選択する。
キーを渡され、チェックアウトはキードロップと言われる、ポストにキーを入れておくように言われた。
部屋に入ると、ごく普通レベルのベッドやトイレで、清潔感はある。トイレでの消毒剤のような臭いが気になるが。
シャワーを浴びてから、再び地下鉄に乗り、サンフランシスコ市内へと向かう。
目標としたのは、ゴールデンゲートブリッジと、ランバートストリートだ。
google mapを見ながら、ランバートストリートに一番近い、civic centerに向かう。
一番近いそこからでも距離はあるが、町歩きで面白いものが見つかるかもしれない。
サンフランシスコは坂の街だ。非常に坂が多い、アップダウンの連続だ。
あまりに坂が急で、渋滞しているので、坂道発進も大変そうだ。ホイルスピンしながらも、坂道発進している車が多数いる。
30分ほど歩いていると、公園が階段の上にあるようだ。登って見ると景色がよく見渡せる。奥にはゴールデンゲートブリッジが見えた。
道に戻ってしばらく歩くと、ランバートストリートが見えてきた。
観光客がたくさん集まっている。どうやら有名観光地のようだ。
なるほど凄くくねくねした坂だ。
階段があり、歩いて下ることができる。
ここを車で観光する人も多く、車の中から写真を撮る人たちもいた。
しばらく見て満足したので、ゴールデンゲートブリッジに歩いて行くことにした。
海沿いでは、観光地になっており多くの観光客が歩いている。
サンフランシスコを走るトローリーバス。
時代遅れと言わざるを得ない。
ここでお腹が減ってきた。というよりサンフランシスコに着いたときから、ずっと空いている、
ピザ屋やミスタードーナツもあったが、ましそうなsubwayで注文して見ることにした。
ワンオペな上に5,6人の行列ができている。
sunwayは注文が難しい。パンを選んで中身を選んでと、コミュニケーション能力が必要だ。
自分の英語力で大丈夫か?
と不安をかかえながら、写真を指差して、roast beef!と言ってみた。
とりあえず通じたようだ。
次にパンを選ぶ。これも通じて、店員はパンを取りに行くが、sorry売り切れとのことだ。
他のパンを選ぶ。
次にトッピング。適当に指差して指示する。
何とか購入成功した。
味はsubway。日本で食べたことはないが、同じ味だろうと思う。
お腹いっぱいになったところで、ホテルに帰ることにする。
unerを使うことも考えたが、まだ使ったことがないため、不安だ。また駅まで歩くことにした。
駅では財布を探していると、黒人のホームレスと思われる人が金をくれと言ってきた。
地下鉄に乗ってホテルに無事戻る。
翌日、ホテルからシリコンバレーに行くことにした。その前にサンブルーノと言えば、事件があったYoutube本社がある。
ホテルから歩いて行ける距離なので、歩く。
Youtubeのオフィスだ。
例の事件のニュース映像と比較し、ここで事件があった事を確認したら、次は、コンピュータヒストリーミュージアムに行くことにした。
トリップアドバイザーのレビューによれば、コンピュータの歴史が全てわかるということで、行って見ることに。google の本社とも近いそうた。
サンブルーノからシリコンバレーまでは、電車もあるが、本数が少ない。
そこで、uberを使って見ることにした。
どこまで行きたいかを地図から検索すれば、値段がすぐにわかる。
高ければやめることもできるし、金額が明確なのは便利だ。
uber poolと呼ばれる、相乗りで目的地まで行くオプションを選んだ。これはかなり安い。
30分で26マイル走って、25ドルだ。
アプリで数分で、運転者が見つかり、乗車。自分の名前を名乗る。どこに行くか、伝えなくても良い。
相乗りしてくるやつはいないだろうと思ったが、途中自分のuberアプリに通知が来て、別の方が相乗りします。と。
どこで乗るかもアプリの地図に出てくる。
ハイウエイを降りて、相乗りし、またハイウエイに戻り、シリコンバレーに向かう。
コンピュータヒストリーミュージアムに着いた。お金を払うのはカードでだから、そのまま降りるだけだ。同乗者は、その先どこかは、わからないが、別のところで降りるようだ。
コンピュータヒストリーミュージアムでは、展示内容が豊富で2時間近くいた。アナログコンピュータからスマホやインターネットまで、全ての歴史を見ることができた。
コンピュータヒストリーミュージアムからは、徒歩でgoogle 本社へ向かう。
本社までの道にも、googleの看板が多くの建物にある。google は本社の周りに多くの建屋があるようだ。
謎のアート作品
いたるところにgoogleの看板がある。
見たことよあるオブジェが。
こんな風に歩道を歩いているだけで楽しめた。
最後はvisitor centerに行ってみる。
あいにく日曜日だったため、googleグッズが売っているショップは閉まっていたが、公園があった。
androidのオブジェたちが集まる。
十人ほどの観光客が、インスタ映えする写真を撮っていた。
そうこうしているうちに、飛行機の時間が近づいて来た。uberで空港に向かう。
空港までは乗車時間46分で35ドル。
この時も相乗りした。
unerの相乗りシステムは非常に効率的で上手く仕組みが動いていると感じた。
相乗りする事で、料金は安くなる。ドライバーは儲かるというわけだ。
空港に着いたらアメリカン航空のチェックインだ。セルフチェックイン機で、パスポートをかざして入力。チケットが出てくる。
預け荷物がない場合は、これで保安検査に行けば良い。
世界一周旅行は、飛行機の連続だから、いちいち荷物を預ける暇はない。
今回、預け入れ可能な荷物の最大サイズのバッグを選んでいる。LCCでも持ち込み可能だ。
今回の旅は、ロサンゼルスへの旅で、1時間ほどの旅だ。
ファーストクラスにアップグレードされている。
とは言ってもアメリカ国内線は、世界一周航空券では、大陸横断線を除いて、ラウンジも使えない。
一応セキュリティチェックは、優先レーンが使えるが、エコノミーの方がチェックレーンが多いためそっちの方が早かった。
これは、アメリカ国内全般で言えることだった。
国内線でも、国際線並みのセキュリティチェックを受けて出発だ。
空港で買った9ドルのサンド。
カプレーゼだが、チーズが不味い。
アメリカ国内線のファーストクラスは微妙だった。
詳しくは、次の記事へ
anajalmile.hatenablog.com